灯火

さて、今日ものんびりいこうか

灯火

年齢:人間的には余裕で成人/妖怪的には不明
誕生日:3月11日
血液型:ヒト型
デビュー日:22年5月あたり

突然だが一つ質問をさせてもらおう。

君は「妖怪」と「怪異」の明確な違いを答えられるか?
恐らく答えられない子が多いんじゃないだろうか。
実際、この二つには明確な違いは存在しない、と僕は思っている。

…強いて言えば、「妖怪」は昔の技術では解明できない「不可思議」な「現象」を「理解」するために、「名」を付けたもの。そして、それが形を得た存在であり…それに対して「怪異」は、近代の人間が「造りだした」話である。
怪異の具体例でわかりやすいのは「きさらぎ駅」だと思うよ。アレの大元は某掲示板だからね。

と、話がそれた。あくまでも僕の意見ではあるが、こういう分け方なのではないか、と思っている。

さて。それでは「妖怪」である古籠火の僕はどうか。
姿を記されたのは江戸時代の人間が書いた書物だが、この国…日本に灯篭が伝来したのは飛鳥時代であり、それが庭園文化の発達によって一般的に広まっていったのは奈良時代の話だ。
この場合、「古籠火」が生まれたのは果たしていつなのだろうか。
伝来した飛鳥時代?広まっていった奈良時代?書物に記された江戸時代?

書物に記される前から、「使っていない灯篭に勝手に火が付いた」という現象自体はあったのだと考えられる。
だからこそ、書物に記され、姿と「名」を記されたわけで。
じゃあ、果たして僕は何歳なんだろうねぇ?まぁ、どうでもいいんだけど。

覚えて帰ってね!

妖怪系Vtuber。古籠火。
マイナー妖怪なので存在が消えるんじゃないかと焦っているが、気ままな性格は変わらず好きなように活動している。
人の子が好き。人じゃなくても好き。
22個組では皆を見守る立場になりたいと思っている。

ちなみに本体は石灯籠ではなく炎。なので実質的には不定形。今はヒトの形をして現世で暮らしている。
大体173cmぐらい。髪は結んでる。でも髪を火にすることも出来る。不定形ならでは。
普通に気圧やら気温やらの影響をモロに受ける悲しい妖怪。

「結局のところ、人が居ないと妖怪も怪異も存在を保てないし、生まれてこないんだよな~」